私が住んでいるここドイツは、ビオ大国と言われるほど日常にビオの商品が溢れています。野菜やフルーツはもちろん、肉や魚、乳製品から化粧品、日用品などありとあらゆるものに、ビオ製品が存在します。

ビオ製品だけが売っているビオスーパーもたくさんあり、日本と比べると食の面では随分進んでいる!という印象を持たれるでしょう。 

今日は、添加物の認可数を例に、ここドイツと日本の違いを見てみましょう。ドイツはEUに属していますので、EUの数値で比べてみます。

EUでは、現在324種類の添加物が許可されています。ちなみに、ビオ製品の場合は45品目のみと、大幅に少ない数量に制限されています。(いろんなところで、フランスやドイツは二桁台の添加物しか許可されていない!すごい!みたいに書かれているのをみますが、実際は違いますよー!)

参照:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/eu_add_data.html

では、日本で認可されている添加物はどうなのでしょうか。

実際、日本で認可されてる添加物は829種類(令和3年1月15日時点 )。EUの2.5倍ほどですね。ただしカウントの仕方が国によって違うので、一概に数字だけで比較するのは難しい事実もあります。(例えば、日本では1品目と数えているものが、他の国では物質ごとに指定され数十品目と数えられているものもあるからです。)

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html

「日本って、食に関して遅れてるよねー」とか、「海外では、発がん性やじんましんを引き起こすリスクが高い可能性があるから、多くの添加物は使用禁止や制限がかけられているのに、全く日本は…。」みたいに思っている人もいるでしょう。

そういう風に話してきて、意見を求めてくる方もちょくちょくいます。

確かに数字だけ見たら、「日本は遅れてる」みたいに思われても仕方ないかもしれません。

ただ、個人的には気になることがいくつかあります。

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島崎 ともよ料理家/gozen主宰

1985年生まれ。新潟県出身。料理家。2018年に家族でベルリンへ移住。 2022年1月よりオンライン料理教室『gozen』をスタート。