料理の基本として覚えておいてほしい調味料がいくつかあります。今日は「みりん」をテーマに、さらに料理をおいしく作る方法や、レシピにみりんと記載されているときに気をつけること、みりんの代用品について掘り下げていこうと思います。

みりんの種類

タイトルにもあるように、みりんは大きく「本みりん」と「みりん風調味料」に分けられます。

本みりん」とは、もち米、米麹、焼酎もしくはアルコールを原料に作られたもの。原料を仕込み、糖化や熟成をさせると、糖類やアミノ酸、有機酸などがつくられ「本みりん」が出来上がります。

対して「みりん風調味料」はブドウ糖や水あめなどの糖類と、米、米麹、うまみ調味料などを原料に、短期間で造られます。

「本みりん」には14%前後のアルコールが含まれていて酒類に分類されるのに対して、「みりん風調味料」はアルコールをほとんど含まず、アルコール度数は1%未満。「本みりん」を造るには、いかんせん時間も手間もかかるので、それに近づけるために工夫されて作られたのが「みりん風調味料」と言っていいでしょう。

みりんの原材料は?

gozenでは、成分表示を見るクセをつけることで、なんとなく食材や調味料の良し悪しがわかるようになり、自分が食べるものを自分で選べるようになってもらいたいと思っているので、それぞれの成分表示を下記に記載してみます。

▶︎「本みりん」の成分表示
角谷文治郎商店|三州三河みりん
もち米、米麹、米焼酎

福来純|伝統製法 熟成本みりん
もち米、米麹、米焼酎

▶︎「みりん風調味料」の成分表示
ミツカン|ほんてり
水あめ(国内製造)、米および米こうじの醸造調味料、醸造酢/酸味料

OTAFUKU|味大将みりん風調味料
糖類(水飴(国内製造)、ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、発酵調味料、醸造酢、酵母エキス、食塩

成分表示について細かい知識がなかったとしても大丈夫。下記の2点を確認しながらみてみましょう。

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島崎 ともよ料理家/gozen主宰

1985年生まれ。新潟県出身。料理家。2018年に家族でベルリンへ移住。 2022年1月よりオンライン料理教室『gozen』をスタート。