みなさん、こんにちは。ベルリン在住の料理研究家、島崎ともよです。
今日は、夏野菜が美味しい時期にぜひお試しいただきたい、夏野菜の揚げびたしのレシピを紹介します。
工程もとてもシンプル!野菜を切って揚げ焼きし、だし汁に漬け込んでおくだけで完成です。揚げびたしという名前の通り、野菜を素揚げするのが一般的だとは思いますが、少ない油で揚げ焼きして作ることも可能です。
手に入るさまざまな夏野菜を組み合わせて作れるので、一括りに「夏野菜の揚げびたし」といってもバリエーション豊かに楽しんでいただくことができ、覚えておいて損はないレシピでしょう。
冷蔵庫でしっかりと冷やして、味がしみしみになった夏野菜のおいしさを堪能してみてください。
Ingredients
- [ 作りやすい分量(3-4人分程度) ]
- なす:3-4個(海外の特大サイズのものなら1個)
- ズッキーニ:1本
- パプリカ:1個
- 揚げ焼き用の油:適量
- ※他にも、オクラ、カボチャ、甘長とうがらし、ししとう、インゲン、とうもろこしなどもおすすめ!
- [ ひたす用のだし汁 ]
- 出汁(鰹節と昆布):300ml
- 醤油(もしくはだし醤油):大さじ3と1/2
- きび砂糖:大さじ1と1/2〜2(本みりんを使う場合は、醤油と同量)
- おろししょうが:1かけ分
だし醤油がある場合は、出汁を水に置き換えてもよいです。出汁が取れる方は、出汁+だし醤油にしていただくと、香り高い出汁の味わいを感じていただけるのでおすすめです。
Directions
- [ ひたす用のだし汁の作り方(こちらを先に作っておく) ]
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- 小鍋に出汁、醤油、きび砂糖を入れて、砂糖が溶けるまで温める。本みりんを使う場合は、沸いてから中火で1分煮立たせアルコール分を飛ばす。
- 鍋を火からおろしたら、おろししょうがを加える。
- [ 夏野菜の切り方と揚げ焼きの仕方 ]
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- 夏野菜は上記の材料を参考に、手に入る野菜を複数組み合わせて使う。
- ズッキーニは、両端を切り落とし、1cm厚の輪切りもしくは、長さを2-3等分にしてから縦に4等分に切る。
- パプリカは、ヘタとワタ、タネを取り除いたら、縦に半分に切ってから、お好みで1-2cm幅に切る。乱切りでも可。
- なすは、ヘタを切り落とし、長さを半分に切ってから縦4〜6等分にして水にさらす。切ってからすぐに揚げ焼きする場合は、水にさらさなくてもよい。
- フライパンにお好みの油をいれ、夏野菜を順に揚げ焼きにする。パプリカ、ズッキーニは大さじ2程度、なすは油を吸うので、大さじ5程度くらいが目安。
- 揚げ焼きの時間の目安は、それぞれ2-3分。ズッキーニとなすは、油を吸ってしんなりするくらいが目安。
- 揚げ焼きが終わった野菜から、あつあつの状態で漬け汁の中に入れていく。
- 野菜の頭が漬け汁から出るようなら、キッチンペーパーやサランラップを野菜の上からかぶせて、野菜全体に汁が回るようにする。
- 冷蔵庫で3時間程度冷やして、味をなじませる。
- 日持ちは、冷蔵庫で2-3日です。
このレシピで使った食材
本みりん:福来純 伝統製法熟成本みりん
しょうゆ:正金醤油 天然醸造醤油 こいくち