みなさん、こんにちは。ベルリン在住の料理研究家、島崎ともよです。
無類のお菓子好きの私ですが、好きなお菓子トップ3に入るのが、実は「ティラミス」
好きすぎて、ケーキ屋さんやカフェでティラミスがあれば迷わず頼みます。でも、私は知っています。どれだけの砂糖が使われているか(笑)
昔、ケーキ屋さんで働いていたことがあり、計量作業の時に「えっ!こんなに入れるの!?」と毎回驚いていました。ただ、それだけ入れることでおいしく作れたり、日持ちしたり、失敗の確率低く作れるのも事実。砂糖を減らさない方がいいレシピももちろんあります。
今日ご紹介するティラミスのレシピは、本場イタリアのレシピを参考にし、生クリームなし&砂糖の量をギリギリまで減らしてアレンジしています。
これまで作ってくださった方々から、「おいしすぎて飲める!」「簡単で砂糖も少ないのに、今までで一番おいしい!」とお褒めの言葉をたくさんいただいてきたレシピです。インスタグラムのリールにもレシピがございます。クリームの固さや全体の工程が分かるようにしましたので、ぜひ参考にしながら作っていただけると嬉しいです。
Ingredients
- [ 作りやすい分量 ]
- 全卵:L2個
- きび砂糖:大さじ2と1/2
- マスカルポーネチーズ:250g(なければクリームチーズでも可)
- 濃いめのコーヒーまたはエスプレッソ:適量
- フィンガービスケット:12-15本(ケーキ用スポンジでも可)
- [ 必要な道具 ]
- ボウル(直径20-25cm):2個
- ハンドミキサー
- ゴムベラ
- ティラミスを入れるバットや容器
Directions
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- コーヒーを淹れて冷ましておく。
- ボウルを2個用意して、卵黄と卵白に分けて割り入れる。ボウルの大きさが違う場合は、大きい方に卵黄を、小さい方に卵白を入れる。卵白のボウルは冷凍庫へ入れて冷やしておく。多少凍っても問題ない。冷凍庫に入らなければ冷蔵でOK
- 卵黄のボウルにきび砂糖大さじ1を入れ、砂糖が溶けて白くもったりとするまでハンドミキサーで泡立てる。この段階で泡立てが足りないと、仕上がりがゆるいクリームになるので注意。
- マスカルポーネチーズを③のボウルに3回に分けて加え、都度ハンドミキサーでダマが残らないように混ぜる。しっかりと重みを感じるクリームになっていればOK!ハンドミキサーの羽は一旦外して油脂が残らないようによく洗っておく。
- 卵白を立てメレンゲを作る。まずは卵白のみをハンドミキサーにかけ、泡が立ってきたら、砂糖大さじ1と1/2を加えて、ツノが立つくらいのメレンゲにする。ツノが立ち始めるまでは高速で混ぜ、最後は低速にしてキメの細やかなメレンゲにするのがポイント。艶っ艶で美しい。
- メレンゲの1/3をマスカルポーネクリームとしっかり合わせる。メレンゲの泡が潰れることは気にしなくて良い。残りのメレンゲを2回に分けていれ、都度ゴムベラで底から持ち上げるようにさっくりと混ぜる。ここは泡を潰さないように丁寧に!艶が出てくるくらいが目安。
- お好みの容器やバットなどに、コーヒーを染み込ませたフィンガービスケットを並べる。実は、ここが結構重要!ビスケットをコーヒー液に浸したら、すぐにひっくり返して、すぐに引き上げる!片面1秒程度がポイント。長くつけすぎるとビシャビシャになるので注意。
- クリームをビスケットの上に入れて平らに広げる。容器の大きさによっては2段になることも。その場合は⑦と⑧の工程を繰り返す。
- 冷蔵庫で半日ほど冷やしたら、ココアパウダーを振って完成。
お子さんがティラミスを食べる場合のアレンジ方法
子ども用に別の容器を用意しマスカルポーネクリームとフルーツ(苺やブルーベリーなど)を適量入れ、冷蔵庫で固まるまで待つ→器に盛り付けて、無糖のココアを振る
コーヒーの苦味が大丈夫な子どもには、カフェインレスのコーヒーで!