みなさん、こんにちは。ベルリン在住の料理研究家、島崎ともよです。

今日は、メンバーさん限定「ネギと豚肉の焦がし醤油チャーハン」のレッスンです。

チャーハンというと、家庭でもよく食べるメニューだと思いますが、べちゃっとする、パラパラにならない、などなかなか思うように作れないという声をよく聞きます。

うーん。そもそも、もっちりと粘り気のある日本のお米は、そもそもチャーハンには向いていないのでは!?と思うのは私だけじゃないはず。元も子もないことを言ってごめんなさいね。

日本の中華料理屋さんは分かりませんが、海外でチャイニーズを食べにいくと、白米も日本のようなもっちりさはなく、パッサパサなことが多いのですが、その余りご飯を持ち帰ってチャーハンを作ると、適当に作ってもパラパラのチャーハンができたりします。

中国人料理家さんのレシピを見たら、パラパラにするには米選びが重要!とかジャスミンライスがおすすめ!と言ってらっしゃる方もいらして、やっぱりそうよね!と。

例えば、おにぎりや寿司に向いていないお米を使って、全然かたまらない!くっつかない!と言っている外国人がいたら、みなさん「いやいや、そもそも使う米が違うんだよー!」と突っ込みたくなると思います(笑)その逆で、本場中国の方に言わせてみたら、その粘り気のある米でパラパラチャーハンを作ろうと思うのがそもそもの間違いなんだだよー!と思われているかもしれません(笑)

以前、銀座の「ほうれん草チャーハン」が名物の中華料理屋さんに行った時に、とてもしっとりとした食感が印象的だったので伺ってみたら、日本のお米の良さを活かしています!日本のお米でチャーハンを作るといい意味でしっとりとしますよね。と言われたのを覚えています。