おそらく欧州に住んでいる方なら、スーパーで一度は「MSCマークとASCマーク」をみたことがあるのではないでしょうか。海産物に付けられる国際的な水産認証のマークで、私が魚介類を購入するときの選択基準の一つにしているものです。
私はドイツに移住してからこのマークの存在を知ったので、日本での普及はまだまだの認証マークだとは思いますが、みなさんにもシェアしようと思います。
まず、MSCマーク、ASCマークってなんぞやということですが、今っぽい、分かりやすい表現にすると「サステナブル・シーフード(持続可能な水産物)」につけられるマークで、海洋環境や水産資源に配慮した漁業や養殖業をしているものを認証し、応援する仕組みです。
MSC認証は「天然」の水産物に対して、そしてASC認証は「養殖」の水産物を対象とした認証制度で、認証を受けた製品には、MSC認証もしくはASC認証のロゴマークをつけて販売することができます。