みなさん、こんにちは。

和食の基礎ともいえる「だし」。シンプルでありながら、料理の味わいを大きく左右する重要な役割を果たします。だしパックなど、気軽に使っていただけるものもあり便利な世の中になりましたが、なんせ私が住んでいるドイツでは、その手軽なだしパックがなかなか手に入らない!きっと同じような海外在住者の方は多いでしょう。ちなみに、伝統的製法による日本のかつお節は、EUの食品安全基準や衛生管理基準を満たしておらず、残念ながら輸入が規制されているのです。(日本の美味しいかつお節が恋しいぞー!!!)

となったら、ここで手に入るかつお節と昆布で家庭で出汁をひくしかない!!

ということで、家庭で手軽に作れる、基本のだしのひき方を紹介します。ぜひこれを機に、本格的なだし作りに挑戦してみましょう!意外と簡単なことに驚くはず!!

そして、gozenのメンバー様は、本格的なだしで作る「おでん」、そして出汁がらを使ったふりかけ塩ふき昆布もぜひ作ってみてくださいね!

基本のかつおだし

  • [ 作りやすい分量 ]
  • 水:1リットル(硬水ではうまく旨味が引き出されないので、市販の軟水を使うと良い!Volvicがおすすめ!)
  • 昆布:10g(水の1%)
  • かつお節:10g(水の1%)
  • [ 基本のだしのひき方 ]
    • 鍋に水を2リットル入れ、昆布を入れて一晩おいておく。もしくは、60度位をキープしながら、1時間火にかける。
    • 鍋を中火にかけ、昆布を入れた水を温める。沸騰直前で昆布を取り出す。昆布を入れたまま沸騰させると、えぐみ苦味が出るので、沸騰直前に取り出すことがポイント!
    • 昆布を取り出した後、鰹節を加える。おでんの出汁は、しっかり濃いめに仕上げたいので、そのまま中火で6分強沸かす。
    • ボウルや別の鍋にザルをセットし、そこにキッチンペーパーを敷いて出汁を漉す。(だしがらは捨てずに、ふりかけや塩ふき昆布に!)

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